クレイの話
クレイの化学成分は、主にケイ酸、アルミナで、この他にFe・Mg・Na・Kなどが含まれています。
クレイはスポンジのように溶液を吸う特性があります。
クレイの粒子は非常に小さいので、たくさんの毒素を吸うことができます。
マイナスイオンを含むクレイは、化粧品をはじめ様々な分野で用いられています。
とりわけ、フランスではクレイ・セラピーとしての使用が公に認められています。
クレストのクレイは、世界最高の品質として認められているフランス産です。すべて化粧品としての認可取得済みです。
どんな時に、どんなクレイを使用したら良いか?
ホワイト・クレイ | 乾燥肌・敏感肌・痛んだ髪のパックに使用。初心者向けのクレイ。 |
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レッド・クレイ | 敏感で弱い普通肌・乾燥肌・痛みやすい髪の毛のパックに使用。全身浴とフットバスによく使われる。 |
ピンク・クレイ | 敏感肌・普通肌・乾燥肌のパックに最適。入浴・足浴に使用してリフレッシュするのに効果的。 |
グリーン・クレイ | 吸収性に優れているため、荒れ肌の改善に用いられる。 |
モンモリオ・クレイ | 皮脂肌・乾燥肌のどちらにもパックとして使用できる。肌のかさつき・ハリのない肌・小じわにも有用。 |
基本パックの簡単な作り方
- クレイをガラスか陶器ボールに入れてから、同量の液体を注ぎます。その時の注意点は絶対に混ぜないことです。
クレイが全体の液体を吸うまで待ちます。(混ぜると玉ができて使えなくなります) - 液体を全部吸ってから、滑らかなクリームになるようにゆっくり混ぜます。クレイに混ぜる液体は、ミネラルウォーターか芳香蒸留水です。
パックの付け方
- 額、鼻、頬と顎の順に塗っていきます。目と口に入らない様に注意しながら行ないます。
- 目にクレイが入った場合、濡れたタオルでふき取ります。
- パックをおく時間は15分程度です。
- パックの厚さは、季節によって変わりますが他のパックと違って厚く塗るのがコツです。(1cm位)
- 完全に乾く前(引っ張り感がする時)に軽くマッサージをしながら、ぬるま湯で洗い流します。
- クレイパックは十分洗浄力がありますので事前の洗顔は必要ありません。
- クレイパックは1回で使い切ってください。
クレイを使うときの注意点
- 金属製の容器やスプーンを使わないで下さい。ガラス製か陶器の容器を使ってください。
- ペースメーカを使用している人は、心臓部に湿布をしないようにしてください。
- コイル状避妊具を装着している人は腹部に湿布をしないようにしてください。
- なんとなく気持ち悪い時やその状態が続く時、あるいは重い疲労感が続く時は、湿布を止めてください。
- 3~4日間以上続くイライラ状態、不眠、神経質状態がある時は、湿布を止めてください。
- パックは完全に乾く前に洗い流します。クレイが乾くと吸収力が減り、その効果が低下します。
- 使用したクレイパックには毒素が排出されていますから、二度同じ粘土を使わないでください。